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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

この病気は、Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、別名SAS(サス)ともいわれます。

以下の症状のある方は、睡眠時無呼吸症候群が疑わしいです

睡眠時の著明ないびき、および呼吸停止

呼吸が止まっていれば、この病気を疑うのは難しくないと思いますが、
深夜に止まっている時には、同居人であっても気づいていないこともあります。
また、いびきは軌道が狭くなっているサインです。

朝の頭痛

呼吸が止まっている間は酸欠をおこしているような状態となります。
そのため、朝の頭痛やだるさを訴えることがあります。

日中の眠気

SAS患者さんは、無呼吸から呼吸を再開させる度に脳が
覚醒状態になるため睡眠が分断してしまいます。
睡眠時間が短いのと同じ状態となり、眠気が来ます。

↓SASを放っておくと、いろいろなリスクがあります。

○認知症との関連性について 病気ない方とくらべてリスクが2倍!

 2011年にカリフォルニア大学の研究グループが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を有する高齢女性では、以後5年間で認知症を発症するリスクが、病気がない人と比べ約2倍になると発表しました。  文献:August 9, 2011. University of California - San Francisco The Journal of the American Medical Association.

検査の費用

当院使用の簡易検査機器 睡眠評価装置パルスリープ
自宅で簡易検査が可能です。

当院での簡易検査(3割で3000円くらい)と診察料の負担となります。
AHIというデータが40以上ですと、高度SASの判定となり、そのまま治療を開始となります。

*AHIが20~40位の中等度の方はより詳細なポリソムノグラフィー検査が必要となり、専門施設に紹介となりまして、別途料金が発生いたします。
その後の治療は当院にて行って参ります。

治療の費用

治療が必要な場合
中等度:
マウスピース作製(1回のみ)
保険適応で3~5万円
高度:
器械を使用したCPAP(シーパップ治療)
毎月約5~6千円
※レンタル料含む

 CPAP治療になりますと基本的には毎月受診が必要になりますが、一番効果的です。毎日4時間以上装着できることで、ほぼ病気がない方と同じような予後となるデータがあります。
当院ではオンライン治療(curonというアプリを用いた)を行っておりますので、仕事で平日受診が難しいかたでも、自宅や職場で受診を行うことで、通院を3か月に1回に減らすことが出来ます。また、他の病院に通院中で普段受診が難しい方もご相談ください。当院ではフクダライフテック社と帝人社の器械を使用しておりますが、他社でも対応可能です。

*睡眠時無呼吸症候群について詳しいサイトがあります。 無呼吸なおそう.com

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