超音波検査
当院で行うことの出来る超音波検査
心臓超音波検査
以下の症状のある方におこないます
血圧が高い
高血圧が何年も続くと、心臓の筋肉が肥大「心肥大」して心臓が膨らみづらい状態となり、段々と心臓の機能が弱り、心不全を起こします。
この心肥大は、心電図やレントゲンなどでは発見は困難ですが、エコーでは比較的簡単に評価ができます。
息切れや胸の痛みがある
中高年となり、喫煙・高脂血症・糖尿病などが動脈硬化を起こし、血液の流れを悪くします。心臓の血管に栄養がたりないことにより起こる、「狭心症」・「心筋梗塞」となり心臓の壁の運動が低下します。
また、心臓内の逆流による「弁膜症」なども評価できます。
脳梗塞の予防
不整脈などにより心臓内に出来た血栓(血のかたまり)が脳の血管を突然詰まってしまうと、なかには半身麻痺となるような「脳梗塞」となります。
この血栓について、エコーで見つけ出すことができます。
健康診断の二次検査
心電図などで、要検査となり、
二次健診が必要となった人などにも行うことがあります。
費用
保険が適応された場合、約3000円の負担となります。
時間
だいたい15分以内です。
方法
心電図をつけて胸にゼリーを塗り横になるだけです。
頸動脈超音波検査
これは、何を調べるかといいますと、
1.全身の動脈の硬さ(動脈硬化)の程度 2.血管(全身)
の推定年齢 が分かります。
首の動脈(血管)は体表面から比較的近い太い血管であるため、頸動脈をエコーで見ることにより、血管の老化現象(血管年齢)である動脈硬化を推定できます。
動脈硬化によって次第に血管壁は傷つきやすくなり、やがてそこに血の固まり(血栓)ができます。
今後の脳梗塞の予測や予防に有用な検査となります。
以下の症状のある方にお勧めします
血圧が高い・高脂血症・糖尿病の方
高血圧や高脂血症、糖尿病がが何年も続くと、
動脈硬化が進み、血管が詰りやすくなります。
この頸動脈エコーでは比較的簡単に評価ができます。
脳梗塞の予防
頸動脈(首の血管)の壁が厚くなっていることは、
脳の動脈も狭くなっていることが予想されます。
この程度について、エコーで見つけ出すことができます。
費用
保険が適応された場合、約2000円の負担となります。
時間
だいたい10分以内です。
方法
心電図をつけて首にゼリーを塗って行います。
痛みなどは基本的にありません。
その他、腹部超音波、甲状腺エコー、下肢静脈エコーも行っております。